スウェーデン
太陽が沈まない夏の白夜の反動で、冬の北欧は日照時間が極端に短い。
一番日の短い時期なんて、太陽は10時から14時の4時間ぐらいしか顔を出さない。
しかもちょこっと申し訳程度に雲の間から顔を覗かせてくれるぐらいだし、15時にはすでに街灯がともる。
そんなスウェーデンのオフィスや建物内で働く人々の冬のあるある。
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07.00 起床 : 勢いよくブラインドを開けてもまだまだ外は まっくら
07:30 通勤 : まだ太陽は昇っておらず
08.00 – 16.00 : 室内にて お仕事 お仕事
16.30 退社 : 日は既にとっぷりと暮れていて 外はまっくら
22.00 就寝
ずっと真っ暗やないですか!
こんなことにもなりかねないので、オフィスワーカーの方たちは、会社から
「お昼休みは長めに取ってもいいから、外で太陽を浴びてくるように!」と勧められるそうです。
ところで、
1年で最も日が短いのはクリスマスだって知ってました?私は北欧に来て、太陽を待ちわびるようになるまで知りませんでした。
そりゃあ皆さん総出で盛大に祝うはずだわ、クリスマス。
サンタさんがどうとか、キリストさんがどうとかよりも何よりも、
「明日からまた、太陽に会える日々へのカウントダウンがはじまる。」
これはイイッ!その事実を心の底から祝福したくなるっ。
*ちなみに北欧のクリスマスとは12月24, 25日だけでなくその周辺約10日間前後もクリスマスという認識です。
そしてこの対極にあるのが夏至。
夏至と冬至。
つまり「夏至祭」は「クリスマス」の対極。
「夏至なんて祝ってられないわよ。だって、太陽が無くなるまでのカウントダウンの1日目なのよ」とみんなが浮かれる夏至のお祝い中に言い放ったフィンランド人の友人のイベントのとらえ方が、やはり北欧ならではの太陽をものすごく意識したものだなと思いました。
太陽が沈まない北欧の夏の夏至祭についての過去記事はこちらです。↓
{漫画} スウェーデンの夏至祭りは、花でデコレーションされた男根柱の周りを老若男女が歌い踊る。 {Manga}
それではまた。
予告: 次回の数コマ漫画はこの続きです。
お楽しみに〜〜〜